長く生きれば、ええこともあるぞな

今日はわしが遭遇した、ちょっとした事件について書かせてもらうわ。

昨日の朝、ぶろぐをあっぷしてから婆さんと散歩に出かけたときの出来事じゃわ。

近くの公園にいったんじゃが、公園の中へ入っていったら、なんでかお巡りさん数人おってな。
後ろ姿じゃが、若い男の人が木にもたれ掛かってな、お巡りさんがその人の足元を詳しく調べておったんじゃわ。

なんか昔の事件の現場検証でもやっておるのかなと思ってあまり気にとめんっかったんじゃわ。
男の人はほったらかしじゃった。
そんなことしておったら、男の人が逃げてしまうぞと思いながら、のんびりと公園を一周してきたんじゃわ。

そしたらな、な、な、なんと、男の人は木にもたれ掛かっておったんじゃなくってな、
首をつって自殺しとったんじゃわ。
足が浮いておった。地面についておらんかった。

婆さんは腰が抜けて動けなくなってしもうたわ。
わしもビックリして、腰を抜かしそうじゃったが、婆さんをおんぶして帰ってきたわ。
疲れたわ。（メタボにはよかったかもな。）

ちらっと見ただけじゃが、苦しそうな顔をしとったようにみえたな。

なんでじゃ。なんでなんじゃ。なんで自分で命を・・・。

寂しいのぅ。悲しいのぅ。つらいのぅ。

最近は若い人の自殺が多いそうじゃわ。
なんでかのぅ。

同じ公園で、わしら年寄りは、健康（長生き）のために散歩をしとるというのになぁ。
皮肉なもんじゃなぁ。

これをよんでくれた人は自殺なんぞ絶対に考えたらあかんぞ。
どんな苦しいことがあっても、長く生きるんじゃ。わしらのように。
みんな悩みはいろいろあるじゃろうが、もっと生きることに執着をもって欲しいわ。
必ず良いことはあるはずじゃ。（ないかもしれんがなぁ。）

天気が悪そうじゃが、彼岸じゃし、今日は墓参りでもいってくるわ。
御先祖さまは大事にせんとなっ。


じゃ、またな。

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