「中年」は53歳から始まるという調査結果

ある調査で「中年が始まるのは53歳」との興味深いデータが出たことが判明したんじゃ。

・中年は53歳から
意識調査を行ったのは、イギリスの保険会社 Benenden Health なんじゃ。
対象となった成人2000人の回答を分析した結果、「中年は53歳から始まる」とのデータが引き出されたのじゃ。

また、50代の半数以上が自分を中年だとは思っておらんようで、その8割が「年齢層に差がなくなり、昔に比べて “中年” を定義するのが難しくなっている」と回答しておるそうじゃよ。
しかし30代や40代よりは、50代になって “人生の節目” を実感するようになった人が多いことも分かったらしいぞ。

・「もしかして中年かな？」と思う時
回答者に「どんな時に中年になったかなと思う？」と質問したところ、答えは以下の通りになったそうじゃよ。

1. 昼寝をすることが多くなった
　　『わしは毎日じゃよ。』

2. 服を選ぶ時、ファッション性より着心地を重視するようになった
　　『値段じゃよ。』

3. かがむ時に腰が痛い
　　『当たり前じゃろ。』

4. 夜遊びするより家でのんびりしたい
　　『夜は出歩かん。物騒じゃからの。』

5. スマホなどのテクノロジーについていけない
　　『言ってることがよくわからん。』

6. 物忘れが多くなった
　　『物覚えはもともとよく無いんじゃよ。』

7. 他の人が若く見える
　　『そうでも無いぞ。』

8. テレビ番組や音楽の好みが変わった
　　『そんなもの、見聞きせん。』

・老いに対する意識の変化
また、回答者のほとんどが、「自分のことを “年” じゃと思ったら、老いが始まってしまう」と答えており、見た目が老けることよりも、心構えによるものだと感じているようじゃ。

寿命の延長や健康的な生活によって、生活が活動的になり、「老いと若さの境界線」が不明瞭になってきている今日このごろじゃよ。
何歳になっても新しい事にチャレンジして、人生を謳歌できる傾向にあるのは、とても喜ばしいことではないじゃろうかのぅ。

『老いと死の境界線』も不明瞭になってきておるぞ。

タグ：中年 老い 寿命